ベトナムは国連での従来の役割に加えて、警察、軍事統制、選挙管理などの、国連の平和維持活動にも参加することになった。
11月13日に国会は、ベトナムが国連平和維持活動軍に参加する議決を可決した。
これまでベトナムは、国連の平和維持活動に対して参謀、後方支援、エンジニア、通信・連絡、医務、軍事オブザーバーの形で、個人またはユニット形式で参加してきた。
今後はベトナムの部隊が軍事統制、治安維持、選挙監視、その他の国防安全保障評議会の決定に従った活動を行うことになる。
ベトナム平和維持局長のホアン・キム・フン少将は、「今回の議決の精神は、ベトナムが将来的に国連の平和維持活動に参加できる分野の拡大を目的としている」と述べた。
今回の議決では、国防省と公安省が国連の平和維持活動任務を完了した隊員に対して、優遇条件を与える方針を示している。これは今回の議決で始めて追加された条件である。この議決は2021年7月1日から有効となる。
ベトナムは2014年から国連の平和維持活動に正式に参加しており、これまでに国防省の関係者172人が個人またはユニットの形で中央アフリカ、南スーダン、国連本部に派遣されている。
これまでに派遣されたスタッフのうち29人が国連本部から表彰されており、これは派遣スタッフ全体の31%を占める(各国平均は2%)。
出典:13/11/2020 VNEXPRESS
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