12月に入ってBIDV、Agribank、VietinBankの大手3行が、各種定期預金の金利を引き下げた。
今回、新たに適用される最高利率は、1年以上の定期預金に対する金利5.6%で、これはこれまでの金利から0.2ポイントの下落となった。これにより、直近の2ヶ月で大手銀行の金利は、0.4ポイントも下落したことになる。
他の定期預金も概ね0.2ポイント程度金利が下落しており、中でも国営銀行は6~9か月間の定期預金金利を4%に設定しており、これは他の商業銀行の1か月定期の金利とほぼ同じである。
大手銀行の1つであるVietcombankの場合、1年間の定期預金金利は、これまでと同様の5.8%が維持されたが、24か月と36か月の定期預金に関しては、前期から0.2ポイント減少して、それぞれ5.7%と5.4%に設定された。
銀行の金利引き下げは、企業を支援するために金利を引き下げるという政府の方針に従って、昨年末に始まった。その後、COVID-19の影響により企業の借入れ需要が高まったことで、金利の下落圧力がさらに強まり、ここ数か月の継続的な金利下落につながっているとみられている。
専門家は、年末までに銀行の定期預金金利はさらに下落する可能性が高いが、下げ幅は限定的になるだろうとみている。
出典:03/12/2020 VNEXPRESS
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