1月8日、『交通安全秩序の確保を目指した法令の実施効率改善』をテーマとした交通安全式典が開催され、国家交通安全委員会のクアット・ビエット・フン副会長、ホーチミン市人民委員会のグエン・タン・フォン主席をはじめ、多くの行政機関幹部が出席した。
ホーチミン市人民委員会のグエン・タン・フォン主席は式典で、ホーチミン市の交通安全秩序は、長年にわたって継続的に改善の方向に進んできており、市の関係各機関、および市民の努力を高く評価すると述べた。
2020年は2019年に比べて、交通事故件数は-13.8%、交通事故死者数は-12%、交通事故負傷者数は-15.2%、交通事故に関する3つの指標全てが改善された。フォン主席は、市民に対して法令順守の意識をより徹底することで、交通安全秩序への貢献を求めた。
そのうえで、フォン主席は、「2021年、ホーチミン市は、交通事故に関する、発生件数、死亡者数、負傷者数の全ての指標で、昨年比5~10%の削減を努力目標とする」と発表した。
また、ホーチミン市の交通安全部のグエン・ゴック・トゥオン副部長は、これからテトを迎えるにあたって、各市町村の行政機関は地域の実情に合わせて、路上販売の禁止など交通事故防止対策を地域の責任において実施すべきだと指摘した。更に各市町村の行政機関に対して、管理責任を強化し、定期的な取り締まりによって交通秩序を維持することを求めた。ホーチミン市では、交通秩序に混乱を生じた場合、その地域の責任者は、責任を問われるべきであるとしている。
出典:08/01/2021 – BAO TUOI TRE
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