ホーチミン市人民委員会は1区のグエンフエ通りの歩行者天国とバクダン埠頭公園に日陰を作るための屋根とライトアップ用照明の設置について調査をおこなうよう指示した。
これは、ホーチミン市人民委員会のファン・バン・マイ主席がバクダン埠頭エリアの開発計画について関係部門と会議をおこなった後に言及した内容だ。
2015年に完成したグエンフエ通りの歩行者天国は、全長670mで、毎日多くの市民や観光客が訪れている。一方で、2021年末に舗装が完了した近くのバクダン埠頭公園にも週末などには大勢の市民が集まっている。しかし、この2つのエリアには日陰があまりなく、日中はあまり人が集まっていない。
そのため、市民や旅行者がこの地域を満喫できるようにするため、マイ主席は都市計画局と1区人民委員会に対してこの2つのエリアに日中でも日陰を作る案を検討するように指示した。その中で、担当部局は夜間のライトアップ照明と美しい形状の屋根を組み合わせて考える必要があるとされている。この計画案は、6月中に人民委員会へ提出するように指示された。
また、マイ主席は1区人民委員会に対して、周辺地域に公衆トイレと駐輪場が不足しているとして、市民や観光客向けに公衆トイレと駐輪場を設置する場所を検討するよう指示した。さらに関係機関に対して、周辺道路の渋滞を緩和し歩行者の安全を確保するため、トンドゥックタン通りを横断する歩道橋の設置を検討するように指示した。
これより前に、都市計画局は、日陰を作り、雨をしのぎ、地域の歩行空間を形成するために、1区レロイ通り沿いに屋根を設置する案を提案していた。これは、メトロ1号線工事完了後にレロイ通りに充分な大きさの街路樹を植えることができないことを受けて提案されていた解決案の1つだった。
出典:08/05/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作