普段何気なく使用しているPCやスマートフォン。こんなことはありませんか?
「間違えて消してしまった」、「故意に削除された」、「PCが起動しなくなった」、「スマホを盗られた」、「自然災害に遭った」、「事故に巻き込まれた」、「ウィルス(マルウェア)感染でデータが暗号化された」。色々な理由でデータが消去されたら…。
バックアップを取っていないとデータは元に戻りません。復元サービスはありますが決して安くありませんし、時間も要します。データがなければ事業の継続が不可能または困難になり、顧客情報であれば信頼が低下、リカバリーのための労力も必要で、一番かけておいて損のない保険の一つだと思います。
クラウド事業者は何重にもバックアップを取得し、万が一のハードウェア故障などの障害に備えています。しかし、これらのデータはあくまで事業者のサービス継続のための取得で、顧客事由によるバックアップのデータ提供はありません。
バックアップにはいくつか方法があります。一番簡単なのは「外部デバイスに取得」で、「CDやDVDへの焼付け」、「外付けHDDやUSBメモリに保存」。「社内ファイルサーバーに保存」や「クラウド上のストレージにアップロード」、「クラウドのバックアップサービスを利用」などもあります。
2024年1月には日本で大きな地震や事故が起きました。ベトナムは地震が少ない地域の一つですが、何が起こるか予測できません。「転ばぬ先の杖」という諺もあり、すぐに復旧できるバックアップ手法を検討しても良いのではないでしょうか。