今回はバイクの移動中の懸念、特に日焼けへの懸念について調べてみました。
2024年7月の当社調査(全国18~49歳の男女300人が対象)によると、バイクでの移動における主な懸念は「渋滞」(70%)、「大雨」(56%)、「大気汚染」(53%)がトップ3となっています。これらは日常的な通勤や通学に影響を与える要因であり、多くのバイク利用者にとってストレスの原因となっています。
移動中の日焼けについても多くの人が心配しており、その割合は45%に達しています。日焼けに関する懸念の内訳では、「皮膚のダメージ」(63%)、「エイジング・老化に対する不安」(53%)、「皮膚がんのリスク」(51%)などの意見が上位を占めています。
これに対してバイク利用者は。「長袖の着用」(88%)、「帽子の着用」(69%)に加え、「UV商品を使用」(69%)するなど、様々な対策を講じています。自分たちで「忍者のようだ」とその格好を自虐するほど、しっかりとした対策をしています。
ベトナムではバイクが主要な移動手段で、日光にさらされる機会が多いため、UV商品の市場には大きな潜在的需要があると言えます。特に、「効能」(61%)や「商品の原材料」(66%)に対する消費者の意識が高いことから、信頼性の高い日本商品にとって大きなチャンスとなり得る市場ではないでしょうか?
「価格」(49%)や「水に弱い点」(33%)などの改善を望む声も多くあり、商品力およびコミュニケーション力がカギになってくると考えられます。