ダックラク省エアティエウ村とエアクトゥル村の人民委員会を襲撃した事件に関与したとみられるイー・チャイン・ニエ容疑者は、ボスから裕福な生活を約束されて「人を見たら撃ち殺せ」と指示されたと供述している。
この襲撃事件のあと、ダクラク省内の各地で45人の容疑者が逮捕された。当局の取り調べに対して容疑者たちは、会議を開いて任務を割当てた後、それぞれに銃、ナイフ、火炎瓶、手りゅう弾などが手渡されたと供述している。
容疑者の多くは襲撃事件の後で金銭などの報酬を渡すと勧誘されたと述べている。その中で、イー・ティム・ニエ容疑者は、「人々のいる場所を見つけたら全て撃ち殺せ」と指示されたと供述しており、イー・マン・ミオ容疑者は、「ボスから見張り役を命じられ、言うことを聞かない人間は刺し殺すように指示された」と供述している。
6月11日の朝、容疑者グループはエアティエウ村とエアクトゥル村の人民委員会のドアを破壊して侵入し、火炎瓶を投げ込んで4人の警察官を殺害した。その後、犯行グループは道路に出て、銃、ナイフ、火炎瓶を使って人々を襲撃した。この事件によって警察官4人と人民委員会職員2人、市民3人の9人が死亡し、2人が負傷した。
容疑者の捜索チームに加わったある警察関係者は取材に対して、多くの警察官がダクラク省軍司令部と連携して精鋭部隊を組織し、容疑者の検挙にあたったと述べた。
容疑者捜索の初日に16人の容疑者が逮捕され、その後13日の午後までに合計45人の容疑者が逮捕されている。また、捜索の結果、CKC自動小銃を含めた数多くの軍用武器が押収された。
現在、エアティエウ村とエアクトゥル村の状況は安定しており、市民の生活も普段の状態に戻っている。
出典:13/06/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作