ベトジェットは、インドネシアとの直行便としては3番目の都市となるジャカルタ便の運航を開始した。フライト時間は約3時間で週7便が運行される予定だ。
この路線は8月5日に開通した。これによってベトジェットのベトナムとインドネシアを結ぶ航空便の総運行本数は、週84便となった。
ホーチミン市とジャカルタ間の直行便開通式典には、ブーン・ディン・フエ国会議長やインドネシア商工会議所(KADIN)のアルスジャード・ラシッド会頭をはじめ両国の政府と企業関係者が多数出席した。この式典は、インドネシアとベトナム両国の政策・法令フォーラムの枠組みの中で、経済、貿易、投資の促進協力活動の一環としておこなわれた。
式典でフエ国会議長は、ベトジェットに祝意を述べ、この新たな直行便の運航開始が両国の貿易と投資の促進に貢献することを高く評価した。インドネシアは、現在人口2.8億人で世界で4番目に人口が多い国とされており、ジャカルタは1000万人以上の人口を抱えている。
インドネシア民間航空局のプトゥ・エカ・カヒャディ局長は、ベトジェットによる新たな路線の運航開始は、ASEANおよびアジア太平洋地域で重要な役割を果たしているインドネシアとベトナム両国の往来にとってプラスの作用をもたらすものだと評価した。カヒャディ局長によれば、ベトジェットの直行便によって東南アジアの2大都市の移動時間が短縮される。そのため、インドネシア民間航空局はインドネシアとベトナムの航空路線接続強化のためにベトジェットを歓迎し、今後も支援していくとカヒャディ局長は述べた。
ジャカルタにあるスカルノ・ハッタ国際空港のアナンダ・ウィカクサナ社長は、スカルノ・ハッタ国際空港に新たにやってくるベトジェットを歓迎すると述べた。ウィカクサナ社長は、ベトジェットの低コストで高品質なサービスを高く評価し、ベトジェットが両国国民に新たな移動の選択肢を提供することになると述べた。
ベトジェットは国際航空運送協会(IATA)の正会員であり、国際安全監査認証(IOSA)を取得している。ベトジェットはエアラインレーティングによる航空安全制評価で最高の7つ星を獲得しており、2018年と2019年にはエアファイナンス・ジャーナルによる世界の優良航空会社トップ50にも選出されている。
出典:07/08/2023 VNEXPRESS
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