12月21日と22日は、ハノイの最低気温が8℃まで下がる可能性があり、その場合、幼稚園と小学校は休校になる。
国立気象予報センターの12月20日午後3時30分の発表によれば、強烈な寒気の影響で、北部の中央地域とデルタ地域では、12月21日に気温が9~12℃まで低下し、22日には8~11℃になる見通しだ。
ハノイ市の教育訓練局は、外気温が10℃未満になれば幼稚園と小学校は休校となり、7℃を下回れば高校まで休校になると発表した。天気予報通りとなれば、ハノイの約130万人の幼稚園児と小学生が休校に該当する可能性がある。
ハノイ教育訓練局は、各学校に対して毎日6時に放送されるVTV1または、H1チャンネルの天気予報を確認し、適時休校の連絡をおこなうよう指示している。もし、休校としない場合、児童が早い時間に学校に来なくてもいいように始業時間を遅らせる必要がある。
「天候を理由に遅刻した場合、学校側は柔軟に対応してください」と教育訓練局は指導している。
また、教育訓練局は、各学校に対して気温が低い日は学校側は屋外活動を自粛し、児童への制服着用を強制しないようにして、防寒に重点を置くように指示している。また、学校側は児童の健康を守るため、暖かいお湯も準備しておく必要がある。
12月16日から北部に寒気が流れ込んでおり、気温が10~15℃まで低下した。アメリカの天気予報サイトAccuweatherによれば、21日のハノイの最低気温は10℃、最高気温は20℃と予測されている。クリスマスイブのハノイの夜は気温が9℃まで下がる可能性がある。
気象予報センターによれば、今後1ヶ月は寒波が続く可能性があり、1月中旬ごろまでは厳しい寒さとなるが、その後は寒さが和らぐと予測している。
出典:20/12/2023 VNEXPRESS提供
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