国道13号線の渋滞解消を目的にビンズン省トゥーザウモット市のフックキエン交差点に建設予定のトンネルは長さ600m以上あり、総工費は1兆VNDを超えている。
これは、ビンズン省交通建設投資プロジェクト管理委員会が3月9日に発表した内容だ。現在、管理委員会はプロジェクト実施に向けた地質調査を実施している。
フックキエントンネルは、鉄筋コンクリート製で設計上の耐久性は100年あり、高さは5m、制限速度は40㎞/hとされており、フィンバンク―通りからファンゴック通り方面に向かう形で建設される。トンネルの長さは約630mで、工期は2年、総工費は1兆500億VNDとなる見込みだ。
フックキエン交差点はトゥーザウモット市を通過する国道13号線の要衝であり、13号線とファンゴックタック通り、フインバンク―通り、グエンバンティエット通りを繋いでいる。このプロジェクトが完成すると、国道13号線からビンズンニューシティ方面に向かう車両の流れが緩和され、周辺の渋滞解消につながると期待されている。
国道13号線は、ホーチミン市、ビンズン省、ビンフック省を繋ぐ全長145㎞以上の国道で、ベトナム南東部の大動脈の1つとされている。ビンズン省とビンフック省の区間は頻繁に改修や拡張工事がおこなわれているが、ホーチミン市側の5㎞程の区間（ビンチェウ橋からビンフック陸橋まで）は、4~6車線しかなく、頻繁に渋滞が発生している。これまでホーチミン市は何度もこの区間の拡張計画を提案しているが、未だに実行されていない。
出典：2024/03/10 VNEXPRESS提供
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