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【気候】2024年は昨年以上の猛暑に?

(C) VNEXPRESS

国立気象予報センターによれば、今年の猛暑は昨年以上に厳しいものとなり、雨季の到来も遅れる見込みだ。

3月22日に国立気象予報センターのホアン・フック・ラム副所長は、エルニーニョ現象が4~6月ごろまで続き、7~8月ごろからラニーニャ現象が始まる可能性が高いと述べた。それによって、今年の猛暑は例年よりもさらに深刻なものになる可能性がある。例年だとベトナム国内では平均15回の熱波が訪れ、最高気温が35℃を超えることもあるが今年はそれ以上となりそうだ。

例年、北西部では4月から7月が気温が上がる時期で、ピークは5~6月とされている。北東部では、5~8月に気温が上がりピークは6~7月とされている。中部地方は地形の違いがあり、タインホアからトゥアティエン・フエの間は4~8月に気温が上がり、ピークは6~7月とされているが、ダナンからカインホアの間では、5~8月に気温が上がり7月がピークとなっている。

南部地方の暑さは2月から5月ごろまで続き、3月末から4月末までが暑さのピークになる。

雨について、ラム副所長は、北部は例年通り4月から雨季に入ると予測している。しかし、中部高原地方や南部では雨季が遅れ、6月以降は、南西モンスーンが例年よりも強まる見込みだ。中部では、9月から11月ごろに大雨が続く可能性がある。

昨年からエルニーニョ現象、少雨、高温が続いてきた影響で、中部と中部高原地方の殆どの河川の流量が例年の平均から15~55%減少している。このままいくと、ビントゥアン省、コントゥム省、ザーライ省、ダックラック省、ダックノン省、ラムドン省では4~6月にかけて水不足となり、クアンナム省、クアンガイ省、フーイエン省、カインホア省、ニントゥアン省でも5~8月に水不足になると予測されている。

ラム副所長は、北部で今年洪水が発生する可能性は低く、河川や湖の水源が不足すると予測している。具体的には国内最大級の水力発電所が稼働しているダー川では、30~50%の水源不足が発生し、2023年を5~10%程度上回るとみられている。ガム川とチャイ川でも20~30%水量が減少し、タオ川とロー川、ホン河でも40~50%水量が減少するとみられている。

北中部の河川では例年より15~30%水量が減少し、中部と中南部、中部高原地方では、15~25%減少するとみられている。

南シナ海での台風や熱帯低気圧の発生回数は、例年の11~13回よりも少なくなる可能性が高い。台風はラニーニャ現象の影響によって雨季の終わりごろに発生する見込みだ。

気候変動科学研究所のファン・ティ・タイン・ガー所長は、ベトナムの気候はエルニーニョ現象からラニーニャ現象への急速な変化に大きな影響を受けると述べた。もし、年末にラニーニャ現象が発生した場合、年末に台風と熱帯低気圧の発生が集中する可能性が高まる。それによって、中部では大雨、暴風、洪水、土砂崩れなどが発生し、南部でも季節外れの雨が降る可能性がある。現在のような急速な都市化が進む中では、都市部での洪水の可能性がより高まっている。

2023年にベトナムでは20回の熱波が発生し、例年の平均よりも5回多かった。5月7日には、ゲアン省で観測史上最高となる44.2℃が記録された。猛暑によって多くの水力発電所で水量が不足し、北部と中部の広範囲で電力不足が発生した。

出典:2024/03/22 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載