5月の外国人旅行者数は140万人弱で前月から10%減少したが、昨年5月では、50%以上増加した。
統計総局が最近公表したデータによれば、2024年1月から5月までの外国人旅行者数は約760万人で、前年同期比で65%弱の増加となり、コロナ前の2019年と比較しても約4%の増加となった。
旅行業界の専門家らは、ベトナムの外国人旅行者の入国シーズンは10月から4月がピークであるため、5月に観光客が減少したことは特に驚くことではないとしている。夏は、ヨーロッパ、北東アジアの市場が旅行シーズンを迎えるため、ベトナムを訪れる外国人観光客数にも多少なりとも影響が出る。
「もう一つの客観的な減少要因は、今年のベトナム行きの航空券が高騰したことで、欧米からの旅行者が減少したことにあります」とある海外旅行受入れを専門とする旅行会社の担当者は話す。
5月の国別の入国者数では、35万7000人で中国が韓国を抑えて1位となった。2位は35万1000人で韓国だった。
トップ10には他に、台湾、日本、インド、アメリカ、カンボジア、タイ、マレーシア、オーストラリアが含まれている。
統計総局のデータによれば、最も多い入国方法は依然として空路の120万人で、次いで陸路、海路の順となっている。
出典:2024/05/28 VNEXPRESS提供
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