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【交通】ロンタン国際空港建設が計画を上回る進捗

(C) VNEXPRESS

着工から9か月を経て、ロンタン国際空港の滑走路建設は予定より2か月前倒しで工事が進んでおり、来年の5月30日までに技術的な部分が完成する見込みだ。

これは、ロンタンプロジェクト管理委員会のズーン・クアン・ディエン副委員長が明らかにした情報だ。

現在、建設工事業者は、滑走路の基礎とM150コンクリート層の工事を完了させている。セメントコンクリートの表面もスケジュール通りに先月初めからテストが実施されている。滑走路の構造は、基礎が62.2%完成している。

第1滑走路(離着陸滑走路、エプロン誘導路)は、来年5月30日までに技術的な整備が完了する予定だ。現在、建設業者は、50のサイトに350台の機械設備と1700人の作業員を動員している。これから2025年4月30日までに建設業者は、主にコンクリート舗装、排水システム、照明システムの建設をおこなっていく予定だ。

一方で、ロンタン国際空港の中心となる空港ターミナルも計画より半月ほど工事が前倒しされている。現場では、建設業者が3300人のエンジニアと作業員及び、1100台の建設機械を動員して、建設作業が進められている。

着工から9か月が経ち、旅客ターミナルは1階の全ての鉄筋コンクリート柱と床梁が完成し、2階部分の鉄筋コンクリート柱と床梁は76%が完成し、3階部分の工事に取り掛かっている。

「計画に比べて、建設工事の大枠は20日程度前倒しされており、パッケージ全体のスケジュールも10日ほど早く進んでいます」とACVの担当者は述べ、6月末までに2回の床梁全体が完成し、7月末には3階部分も100%完成する見込みだと付け加えた。

ロンタンプロジェクト管理委員会によれば、8月からの屋根の建設工事に向けて、現在、屋根の構造物の加工が進められている。この部分は、計画より約1ヶ月も前倒しで進められている。ACVは、建設業者と協力して、前倒しされたスケジュールに対応するためにターミナルの検査を実施し、ターミナル用の設備を発注している。

建設業者の担当者は、雨季に入ってからいくつかの問題が発生したものの、このプロジェクトはベトナムの重要な国家プロジェクトであるため、建設計画を前倒しで進められるように努力してきたと話す。

総面積5000ヘクタールのロンタン国際空港プロジェクトの総投資額は、約336兆6300億VNDと見積もられている。第1フェーズでは、滑走路1本、年間2500万人の利用が可能なターミナルを2026年中に完成させる予定だ。

出典:2024/06/20VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載