突然の大掛かりな家宅捜索に現場周辺は騒然
2025年5月26日の朝、ベトナム公安省の機動部隊がタインホア市内の少なくとも3カ所の住宅を同時に家宅捜索した。これらはいずれも、地元で「魔人トゥアン」の異名を持ち、マフィアの大物として恐れられているグエン・アン・トゥアン容疑者（51歳）に関連する場所とみられている。
捜索されたのは、トゥアン容疑者の自宅のほか、チューン・ティ通りとブイ・カック・ニャット通りにある住宅で、いずれも容疑者の居住先または活動拠点とみられている場所だ。
同日15時時点で、レ・ホアン通りとブイ・カック・ニャット通りの捜索は終了したものの、チューン・ティ通りの家宅捜索は依然として続いている。
公安省は、今回の捜索や関連事件の詳細についての公式発表は現時点で行っていない。
過去にも度重なる違法行為 注目集まる”魔人トゥアン”
トゥアン容疑者は、タインホア市で広く知られるマフィアの大物で、これまでも度重なる違法行為によって、警察の捜査対象となってきた。
一番最近では、2019年10月に公共の場での秩序を乱した罪でタインホア市人民裁判所から10カ月の実刑判決を受けている。
そのような人物に対する今回の大規模な捜索が報じられたことで、地元住民の間では高い関心と注目が寄せられ、捜索現場には多くのやじ馬が集まった。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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