ベトナムでロシア文化を体感できる新空間
ロシア文化の粋を集めた「ロシアコーナー」、WinMart Royal Cityで開設
6月12日、Masanグループ傘下のWin Commerceは、ロシアの大手流通グループMagnitおよび主要な輸入業者との連携により、ハノイのWinMart Royal Cityにて「ロシアコーナー」を正式にオープンした。
「ロシアコーナー」は、ロシアから輸入された多彩な商品を取り扱う専用スペースであり、WinMartが掲げる「買い物を通じて世界の文化を体験できる」店舗づくりの一環である。オープニングセレモニーはロシア連邦の建国記念日に合わせて開催され、多くの来場者でにぎわった。
「ロシアの心」をテーマにした特設コーナー
「ロシアコーナー」は「ロシアの心」をテーマに設計されており、バラエティに富んだロシア文化を五感で体験できる構成となっている。提供される商品は、170品目以上にのぼり、30社を超えるロシア企業から正規輸入された品々である。
同コーナーには柔らかなブリヌイ（ロシア風パンケーキ）、サモワールで淹れる芳醇な紅茶、伝統的なウォッカ、燻製ソーセージ、黒パン、チョコレートなど、ロシアを象徴する食品が並ぶ。すべての商品は厳選され、価格も抑えられており、現地に行かずともベトナム国内でロシアの味と雰囲気を楽しめる。
単なる物販を超えた、文化体験型の売り場
今回の「ロシアコーナー」は、単なる輸入商品販売スペースではない。WinMartが進める長期戦略の一環として、異文化体験と日常の買い物とを融合させた新しい売り場体験の場となっている。
開設初日には、ロシア大使館、ロシア農業省、在ベトナムロシア貿易代表部の関係者も来場し、文化交流の一環としての意義が強調された。
6月12日から20日までは特別キャンペーンも実施され、ロシア製品の試食やミニゲーム、プレゼント企画などが展開されており、買い物客はロシア文化を体験しながらショッピングを楽しめる。
今後、WinMartはこの取り組みを全国の大型店舗にも展開し、ロシア文化とのさらなる接点づくりを進める予定である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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