ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【事件】少数民族の親子が運賃500万VND弱を騙し取られる

ハノイでぼったくり被害にあった叔母と甥
(C)THANH NIEN

「ラオカイ行きのバスに乗りたかっただけ」

ハノイ市ナムトゥーリエム区の公安当局は、少数民族の親子がタクシーとバイクタクシーで合計約420万ドン(約2万7,000円)を請求されたとして被害を訴えている件について、調査に乗り出した。被害に遭ったのは、病気の子どもをハノイの中央小児病院で診察させた後、故郷であるラオカイ省へ帰る途中だった叔母と甥だったという。

この事件は、6月13日午後、SNS上でスアン・チューン氏が投稿した内容から明らかになった。

■ 「高速道路の手前で涙」告発者が目撃

チューン氏によれば13日午後3時30分ごろ、ハノイからラオカイに向かっている途中、ノイバイ〜ラオカイ高速道路の入り口付近で、炎天下を大きな荷物を持って歩いている男女2人を目撃し、声をかけた。彼は彼らが少数民族であることを察し、車に同乗させることを申し出た。
ところが車に乗った直後、女性が突然泣き出したという。

事情を聞くと、2人は叔母と甥の関係で、女性の幼い子どもがハノイの病院で治療を受けており、病院からの見舞いの帰りとのことだった。最初に配車アプリでバイクタクシーを利用し、ミーディンバスターミナルへ向かったが、そこで声をかけてきた別のバイクタクシーの運転手から「ラオカイ行きのバスは出発したが、追いかければ間に合う」と言われ、2人別々のバイクに乗車して追跡することにした。

バイクタクシーは国道に向かって少し走った後で、「バスは国道23km地点で待っている」と言いだし、二人にタクシーに乗り換えるよう指示して、ここまでの70万ドン(約4,500円)を請求した。その後、タクシーに乗車してノイバイ・ラオカイ高速道路入口付近まで来た時にドライバーから突然降りるように指示され、「運賃は420万ドンだ」と請求されたという。
手持ちの現金がなかったため、甥が故郷の家族に連絡し、運転手にQRコード経由で送金した。

■ SNSに不法行為を告発、被害届提出へ

被害者はタクシーのナンバープレートを記憶していなかったが、送金記録のQRコードが手元に残っている。チューン氏はこの話をSNS上に投稿し、運転手の特定と被害回復を呼びかけた。
「非常にひどい行為だと感じた。だからこそ世間の目に触れるよう投稿した」と語っている。

その後、タクシー運転手の親族を名乗る人物から「返金したい」と連絡があったが、チューン氏はこれを拒否しており、被害者がハノイに戻り次第、正式に警察に通報する予定だ。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN

ベトナムの交通事故関連ニュース
【事件】有名ライブストリーマーからぼったくりで罰金処分
【事件】ベンタイン市場のぼったくり店を処分
【事件】ダナン市、ぼったくりドライバーが差額を返金