カントー市視察で地方公務員の勤務態度に言及
2025年6月30日午後、チャン・タイン・マン国会議長は、カントー市内のニンキエウ区やタンホア町、フーロイ区の行政サービスセンターを視察し、その後、カントー市党委員会との会合を行った。
視察では、行政サービスセンターの運営状況が高く評価され、各行政単位において、手続きの流れや必要書類などが住民にわかりやすいように掲示、案内されているエリアが整備されていることが確認された。カントー市党委員会のチューン・カイン・トゥエン副書記によれば、試験運用中の各拠点では、迅速かつ体系的な処理がなされ、今後さらなる改善が図られる予定だという。
これを受けて、マン議長はカントー、ソクチャン、ハウザン(旧3省)の指導者たちの準備と実行力を高く評価した。
会合でマン議長が強調したのは、公務員の「人の質」と「責任感」だった。
「地方自治体の職員は、労働法に基づいて毎日8時間勤務しなければならず、業務中に飲酒したり、業務を怠るようなことがあってはならない」と厳しく指摘した。市民の懸念や不安を和らげるためにも、合併後の手続き対応には万全を期すよう要請した。
また、フーロイ区の書記がICT導入に精通していたことに触れ、他の職員にもこの水準を期待していると述べた。
マン議長はさらに、各区町に対して責任あるリーダーを任命し、1四半期以内に全103の町村を巡回して職場環境の確認と支援を行うよう求めた。
「私は、原画の問題を知るために一般市民を装って現場を訪れたこともあります。そうすることで、改善すべき点がよく見えるようになるのです」と述べ、実地での監視の重要性を説いた。
また、AIアシスタントの導入など、行政のデジタル化を迅速に進めるよう指示した。
「市民をわざわざ市中心部に来させるのではなく、できることは基礎自治体で完結させるように」という方針を提示し、効率的な行政サービスの提供を求めた。
最後に、カントー市の発展のためには「団結」の精神が必要であり、トップの決意が現場の動きを左右するとして、組織全体の一体化を呼びかけた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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