【事故】8台巻き込む連続衝突　飲酒運転で1人死亡・3人負傷

2025年7月16日20時15分頃、ハノイ市ズーンノイ街区のグエンチャック通りにて、8台の車両が関与する多重事故が発生した。ハノイ市交通警察局によると、事故は自動車3台とバイク5台が連続して衝突する形で発生した。

警察の発表によれば、事故当時L.M.G氏（31歳）が運転する車両が、レチョンタン通りからドーギア都市方面に向かっていた際、CT7ビル前にてバイクに衝突した。最初の衝突の相手はD.Q.V氏（31歳）であり、同氏はその場で死亡した。

その後、L.M.G氏の車両はさらに4台のバイクと2台の自動車に次々と衝突した。この事故に巻き込まれた被害者の中には、L.T.H.G氏（22歳）と、その同乗の3歳と6歳の子ども2人が含まれており、いずれも重傷を負った。

事故現場は衝突の衝撃で多数の車両が大破し、部品の破片が道路に散乱しており、複数の負傷者がその場で倒れこんでいた。

検査の結果、L.M.G.氏からは0.861mg/lのアルコールが検出され、2024年施行の政令第168号で定められた最高基準値を2.2倍以上上回っていた。事故当初、現場指揮官は「アルコール検査の結果は確認中です」と述べていたが、現在は過度の飲酒による運転が事故原因の一つであるとみて調査が進められている。