【事件】朝食を用意しなかった母を刺殺、30歳息子に死刑判決

「母が朝食を作らなかった」と激高

2024年12月31日朝、ダナン市に住むドアン・マイ・カイン被告（当時30歳）は、朝起きて台所に行ったところ、自分の朝食が用意されていなかった。母親が家族の食事に気を配っていないと感じたカインは激昂し、台所から刃物を持ち出して、寝ていた母親M.T.B.H.さん（1970年生まれ）の首を一突きし、死亡させた。

遺体を川に遺棄しようと運ぶ途中で力尽きる

殺害後、カインは凶器を台所のたらいに捨て、夜9時ごろになると母の遺体を毛布で包み、川に遺棄しようと運び出した。だが、川に向かう途中のフートゥアン市場付近で力尽き、遺体を路上に残したまま路肩で休んでいたところを市民に発見され、通報を受けた警察が現場に急行。現行犯で拘束された。

殺人罪で死刑判決

カインは取り調べに対し犯行を母親を殺したことを認めた。2025年7月28日、ダナン市人民裁判所第二支部はカインに対し殺人罪で死刑判決を言い渡した。