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【経済】サイゴン街区を商業・サービスの中心へ

サイゴン街区党委員会は第1回党代表大会
(C)TUOI TRE

第1回党大会を開催

8月19日午前、サイゴン街区党委員会は第1回党代表大会(任期2025〜2030年)を開催した。

「ホーチミン市の商業中心地」を目指す

開会あいさつで、グエン・タン・ファット党委書記は「次期任期において、サイゴン街区は科学技術とデジタル化を推進し、スマート都市型の管理を実現する」と述べた。さらに「多国籍企業や大手国内企業を誘致し、あらゆる資源を活用して先進的な商業やサービス、金融分野を発展させ、ホーチミン市の商業の中心地を目指す」と強調した。

また、外国人観光客を呼び込む多様で質の高い観光商品を開発すると同時に、伝統文化の本質を保護・継承し、その価値を広めていく方針を示した。

「スマート都市」への成長目標

サイゴン街区人民委員会のブー・グエン・クアン・ビン主席は、2030年までにサイゴン街区をスマート都市に成長させ、生活の質を高めると表明した。
サイゴン街区は、23の具体的な成長指標を掲げており、その中でもGRDP(域内総生産)の年平均成長率11%、2030年までに一人当たり所得を2025年比で1.5倍にすることを目標としている。

経済の方向性は商業・観光・高級サービス・国際金融を軸とし、中心部の立地や投資環境の利点を活かす。都市観光や水上観光、24時間経済の推進も視野に入れている。

国際金融センター構想の一角

大会で演説したホーチミン市党委員会のグエン・ヴァン・ドゥック副書記は、ホーチミン市は、2030年までに世界の「住みやすい都市トップ100」入りを目指すとし、「サイゴン区の役割は極めて大きい」と強調した。

市の発展方針は「3つの回廊・5つの柱」であり、サイゴン区は国際金融センター(約800ha)の一部として146haを担う。ベンタイン街区やトゥーティエム街区とともに、金融サービスや文化・社会活動を結び付けた新たな都市機能を構築する。

さらにサイゴン街区は質の高い人材が集まる土地でもあり、この優位性を活かした発展が求められる。

治安と行政改革も強調

ドゥック副書記は、治安維持の重要性を指摘し、「スリやひったくりを防ぎ、社会秩序を守る必要がある」と述べた。
また、効率的で強靭な二層地方行政モデルを整備し、党と政治システムの強化を図るべきだと述べた。さらに「頭は冷静、心は熱くあれ」と、幹部に対し学習と自己研鑽を呼びかけた。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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