HCMC建設局が緊急報告
ホーチミン市建設局は、都市鉄道(メトロ)システム開発に関する緊急報告を都市鉄道開発指導委員会に提出し、2025年末までの任務と解決策を提示した。
統合後の鉄道ネットワーク
ファン・ミン・チン首相が承認した計画によると、統合後のホーチミン市の都市鉄道ネットワークは総延長約1,012kmとなる。
統合前の自治体別で見た内訳は下記の通り。
- 旧ホーチミン市:12路線、約582km
- 旧ビンズン省:12路線、約305km
- 旧バリア・ブンタウ省:3路線、約125km
優先的に実施する10路線
建設局は、2035年までに優先して実施する都市鉄道・鉄道10路線を提案した。
旧ホーチミン市での優先路線
- メトロ2号線(総延長48km、3区間:ベンタイン-タンルオン、ベンタイン-トゥーティエム、タンルオン-クチ)
- メトロ1号線延伸(ベンタイン-アンハー、旧ビンチャイン県)
- メトロ3号線(ヒエップビンフック-アンハー)
- メトロ4号線(ドンタン-タンソンニャット空港-ベンタイン-ヒエップフック)
- メトロ6号線(環状線)
- ホーチミン市内中心部-カンゾーを結ぶ鉄道(投資家提案)
旧ビンズオン省
- メトロ1号線(ビンズン新都市-スオイティエン)
- メトロ2号線(トゥーザウモット-ホーチミン市)
旧バリア・ブンタウ省
- メトロ3号線(ブンタウ-バリア-フーミー、将来的にロンタイン空港まで延伸を検討)
その他の鉄道計画
- トゥーティエム-ロンタイン鉄道(ホーチミン市とロンタイン国際空港を接続)
今後の計画
建設局は、優先順位と目標に基づき、特別な政策・制度の適用を提案している。市は2025年末にメトロ2号線(ベンタイン-タンルオン区間)の着工を目指す。残り9路線については、2027年までに補償・移転を完了し、2027~2028年に着工、2035年の完成を目標としている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN