SNSと出会い系アプリを悪用
ハノイ市警察は11月1日、男性を狙った恋愛詐欺事件に関与したとして、ハノイ市ハットモン村在住のブー・ティ・フーン・タオ(26歳)を詐欺罪の容疑で逮捕・起訴したと発表した。
タオ容疑者は多額の借金を抱えて返済が困難となり、SNS上に複数の偽アカウントを作成。さらに出会い系アプリに登録し、恋人を探している男性を標的に詐欺行為を繰り返していた。
「銀行員」と偽り、信用を得て金を奪う
警察の調べによると、タオ容疑者は知り合った男性に対し「銀行の職員で、口座開設のノルマを達成する必要がある」と説明していた。
その後、相手の信頼を得ると、VIKKIやViettelMoneyなどのアプリをインストールさせ、本人名義で口座を開設させる。さらにその口座を利用してクレジット融資を受け、資金を自分の口座に送金して着服していたという。
被害総額は約1300万ドン超(複数被害者)
今年8月27日、フックトー村の男性(24歳)が「ネットで知り合った女性に3000万VND(約18万円)をだまし取られた」と通報したことから事件が発覚。捜査の結果、タオ容疑者が犯行に関与していることが判明した。
警察によれば、同様の手口による被害は少なくとも3件、総額約1億ドン(約60万円)に上るという。
警察が追加被害の情報提供を呼びかけ
ハノイ市警察は「同様の手口で被害を受けた方は、ハノイ警察署まで連絡してほしい」と呼びかけている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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