全会一致で新会頭に選出
11月3日午後、ベトナム商工会議所(VCCI)は第7期第11回執行委員会会議を開催し、出席委員全員の賛成により、ホー・シー・フン氏を2021〜2026年任期のVCCI会頭に選出した。
ホー氏は同時に2025〜2030年任期のVCCI党委書記も務める。これは先に党中央書記局が同氏をVCCI党委書記に任命し、会頭候補として推薦したことを受けての決定である。
ファム・タン・コン前会頭が退任
同会議では、ファム・タン・コン氏がVCCI会頭および執行委員、常務委員の職を退くことも全会一致で承認された。
任期中、コン氏はベトナム企業の競争力強化と中小企業支援に尽力してきたと評価されている。
「企業の声を聞き、変革を進める」—新会頭の抱負
就任あいさつでホー・シー・フン氏は、党中央書記局や歴代VCCI指導者、執行委員会への深い感謝の意を示したうえで、「30年以上の行政・経済分野での経験を活かし、知恵と行動で改革を推進する」と決意を述べた。
また「幹部や企業の声に耳を傾け、献身的に行動し、ベトナム企業コミュニティの持続的発展のために尽力する」と強調した。
新時代に対応した経済モデルの推進
ホー氏は、VCCIの使命として「民族の誇りと志を持つ企業家集団の育成」を掲げ、強靭で知的な企業が国の繁栄を支える存在となるべきだと述べた。
そのうえで、VCCIは今後「グリーン経済」「デジタル経済」「循環経済」「革新的な製造業」といった新たな中核分野に重点を置く必要があると指摘した。
政府・企業の連携を強化
さらに、VCCIと企業家は政府機関との緊密な協力を通じて、新分野の開拓や潜在市場の開発を主導し、企業の成長と競争力向上を支援していく方針を示した。
経歴
ホー・シー・フン氏は1968年生まれ。経済・管理・計画学の博士号を持ち、2012年に準教授の称号を授与された。
これまでに国家資本管理委員会副委員長、財務副大臣などを歴任している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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