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【交通】ホーチミン市、メトロ事業加速に向け大量人材を育成へ

ホーチミン市メトロの運転手
(C)THANH NIEN

ホーチミン市は、都市鉄道ネットワーク拡張に向けて人材確保を急いでいる。ホーチミン市人民委員会は2025~2030年のメトロ事業に必要な職員・公務員・専門職員の教育・研修計画を発表した。2035年には7路線運行に必要な人員が1万1,840人、2045年には10路線で1万7,730人に達すると見込まれる。

公務員・専門職員の高度な研修を計画

都市鉄道管理を担当する約60名の公務員については、2030年までに半数を専門研修で育成し、5~10名を修士課程修了レベルに到達させる計画である。2035~2045年には全員が専門研修を受け、50%以上が修士課程修了、10~20%が博士課程修了を目指す。

プロジェクト管理者と運営担当者の育成

メトロ事業のプロジェクト管理者についても段階的な専門教育を実施。2025~2030年には160名、2035年には310名、2045年には400名まで増員し、専門研修・修士課程・博士課程の教育を組み合わせて能力を向上させる。

海外研修も視野に

都市鉄道管理や企業経営者の少なくとも50%を、先進的なメトロシステムを持つ海外で研修・視察させる計画である。国内研修と併せて、都市鉄道システム全体の知識と技術を習得させることを狙う。

エンジニア・施工スタッフも大量育成

運営担当だけでなく、設計・施工・保守に従事する技術者・労働者も大量に必要である。2035年には約2万1,000人、2045年には約2万人が必要と見込まれる。

統合的な都市鉄道エコシステムを目指す

ホーチミン市は、専門家のグローバルな知見を取り入れつつ、資金調達、設計・施工、車両供給、運営まで一貫して担当できる「都市鉄道エコシステム」の構築を進める課題に直面している。こうした体制を整えることで、外国人専門家への依存を減らし、効率的かつ持続可能な都市交通システムを実現したい狙いがある。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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