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【交通】ロンタイン国際空港、初便就航 2026年前半の本格運用へ前進

ロンタイン空港完成式典に合わせて着陸したベトナム航空のボーイング787-9型機
(C)THANH NIEN

ロンタイン国際空港、初便が就航

12月19日午前、ドンナイ省のロンタイン国際空港において、ベトナム空港総公社(ACV)は関連施設の完成式典と、同空港における初便の就航式を開催した。

ベトナム航空機が最初に着陸

午前8時10分、ベトナム航空のボーイング787-9型機がロンタイン空港に着陸した。同機には、グエン・ホア・ビン副首相をはじめ、各省庁・機関の指導者らが搭乗していた。

その約20分後、タンソンニャット空港を出発したベトジェットエアおよびバンブー航空の2便が、約5分間隔でロンタイン空港に到着した。

ACV会長「これは終着点ではなく新たな出発点」

式典であいさつしたACV取締役会会長のブー・テー・フィエット氏は、「今日という瞬間に至るまで、私たちは長年にわたる準備と、多くの困難な段階、重圧の中を歩んできた。乗り越えられないのではないかと思われた時期もあった」と振り返った。

その上で、「ここにある滑走路の1メートル1メートル、各ターミナル、各施設のすべてに、多くの人々の汗と努力、そして誇りが込められている」と述べた。

主要インフラは完成、2026年前半の本格運用へ

ACVによると、これまでに滑走路、誘導路、エプロン、設備、航空灯火などの主要インフラは完成している。現在は、旅客ターミナル、貨物ターミナル、空港接続道路、場内交通、景観整備などの工事が最終段階に入っており、2026年上半期の商業運用開始に向け、工程は計画通り進んでいるという。

「5つ星のスマートでグリーンな中核空港」を目指す

ブー・テー・フィエット会長は、今回の初便受け入れについて「これはゴールではなく、新たなスタートである」と強調した。今後も多くの課題が残されており、空港の完全整備、安全かつ効率的な運営を進め、5つ星基準のスマートかつ環境配慮型空港として、地域の国際ハブ空港を目指す考えを示した。

また、11月13日にトー・ラム書記長が工事現場を視察した際の指示を踏まえ、南部重点経済地域および国家全体の成長を牽引する役割を最大限発揮させていく方針であるとした。

管制関連施設が党大会記念事業に指定

完成式と初便就航式典後、グエン・ホア・ビン副首相はロンタイン航空管制センターを訪問し、「航空交通管理に供する各施設」を第14回党大会記念事業として認定する記念プレートの掲示式に出席した。

本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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