ハノイ証券取引所(HNX)に上場している348社中343社の第2四半期の決算結果を見ると、78%の企業が依然として税引き前利益を確保しているが、全体では前年同期と比べて約3%に当たる10兆6700億VNDの減益となった。
また11業種中7業種で前年同期に比べて減益となっている。
その中で不動産業は、最も利益の減少した業種である。上半期のHNXにおける不動産業の税引き後利益は、前年同期から比べて79%以上にあたる1300億VNDのマイナスとなっている。
さらに、農林水産業では利益が47%減の1650億VND、鉱山・石油開発分野では、12%減の6670億VNDとなっている。
Covid-19によって、多くの企業で事業活動の遅滞が発生している。全体の22%にあたる74社で赤字決算となっており、これは前年同期から35%増加。2020年上半期の総損失は、7000億VND以上で2019年に比べて33%の増加だ。
鉱山・石油開発分野は、前年比225%増の1650億VNDの損失、物流分野では214%増の340億VNDの損失となっている。
一方、利益を確保している分野は、金融、貿易、宿泊サービス、飲食となっているが、主に投資資本の売却による。
※出典元:VNEXPRESS 23/8/2020
https://vnexpress.net/loi-nhuan-cua-doanh-nghiep-bat-dong-san-tren-hnx-giam-80-4150964.html
上記を参考に記事を編集・制作