7月1日の朝、ベトナム保健省はホーチミン市の新規感染者数が158人だったと発表した。これにより4月27日から現在までのホーチミン市の累計感染者数は3998人となった。
ホーチミン市疾病予防管理センター(HCDC)によると今回発表された感染者は全て疫学的追跡調査によって特定されており、既に隔離または、封鎖されている地域にいる人達であった。
ホーチミン市保健局は昨日、今後の感染者数について、感染状況は依然として複雑で、暫くは増加傾向が続くとの見方を示している。
ホーチミン市の累計感染者数は、6月23日に2000人を超え、その3日後の6月27日には3000人を超えた。特に6月24日午前6時から25日の午前6時までの24時間では、600人以上の感染者が隔離エリアと封鎖地域で確認された。
新型コロナが最初に確認されてからの現在までに、ホーチミン市では4200人以上の感染者が確認されている。最近2週間で見ると、公表される全国の感染者の大部分をホーチミン市が占めており、第4波の感染者数は国内で2番目の多さとなっている。
6月28日、ホーチミン市人民委員会は、感染状況を早急に抑え込むために6月29日から7月10日にかけて感染防止対策の強化を指示した。
HCDCは市民に対して「皆さん一人一人がこの戦争における兵士だと考える必要があります」と意識改革を促している。また、CDCは、市民に対してホーチミン市人民委員会の指示10号を厳格に順守し、どうしても必要な場合を除いて外出を避けるべきだとしている。
外出する必要がある場合は、保健省の5Kルールを徹底し、隔離エリアや封鎖地域では、家族や友人への感染を防ぐために、感染防止ルールを遵守しなければならない。
出典:01/07/2021 VNEXPRESS
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