ロンアン省は、今後省への出入りを厳しく制限するとして、ホーチミン市および、タイニン省、ドンタップ省、ティエンザン省の人民委員会に対して、ロンアン省在住の労働者を抱える企業に対して、7月13日の0時から工場での生活(3つの現場対策)を実施するように要請する文書を送付した。
ロンアン省で活動する企業に対して従業員を工場内で生活させる「3つの現場対策」(工場で製造、工場で飲食、工場で休憩)を組織するために、7月12日の0時から活動を一時停止するように要請した文書の後で、ロンアン省は、ロンアン省で活動する企業の幹部に対して「3つの現場対策」が実施されていない企業の活動停止を7月13日の0時からに延期するとした文書を送付した。
ロンアン省人民委員会によると「3つの現場対策」に関する企業への検査期限の変更は、7月11日の通知日が日曜日にあたっており、各企業に対応する時間が無かった為だとしている。
新たに発行された文章の内容によると、社内でF0またはF1が確認された企業に対して、ロンアン省は、追跡調査、ゾーニング、隔離対策などに集中するために、企業活動を停止するよう求めている。一方で、「3つの現場対策」方針を確立できた企業は、事業活動の継続が認められる。
もし7月13日の0時になっても「3つの現場対策」が組織できなかった場合、企業は、「対応が出来るようになるまで事業活動を停止し、活動を再開する前には、地域の所轄政府機関に報告をおこない、審査を受ける必要がある。
ロンアン省人民委員会は、ホーチミン市、タイニン省、ドンタップ省、ティエンザン省などの近隣地域に対しても、それぞれの地域でロンアン省在住の労働者を雇用している企業に対して、生産活動を安定させながら感染防止対策を実施できるように、「3つの現場対策」方針に基づき、労働者が職場で生活できるような条件を確保するように各企業へ通知するよう要請している。
7月13日の0時からロンアン省は、ロンアン省と近隣地域を出入りする人と車両を厳格に管理し、公務での移動、食料品や生活必需品の輸送、製造用原材料の輸送など特別な理由がある場合を除いて移動を制限するとしている。
出典:12/07/2021 BAO TUOI TRE
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