ハノイのマイリンタクシーは、隔離エリア、病院、ノイバイ空港への移動需要に対応するため、200台のタクシーを送迎活動に参加させる。
ハノイ市交通運輸局は、市内に首相指示17号の社会隔離措置が実施されている期間中、市民の救急搬送、通院などの需要に対応するため、マイリンタクシー200台を動員することを決めた。
それによると、ハノイマイリンタクシーは市内の各地区に3~5台のタクシーを配置し、ノイバイ空港に送迎用タクシー5台を配置する計画を提出している。またハノイ市郊外については、市民の要望に応じて配車センターから車両を手配する。
ハノイ交通運輸局では、7月28日中にタクシードライバーと車両への識別コード配布を完了させる予定だ。7月29日には、マイリンタクシーから各区・県の人民委員会、ノイバイ空港、各病院に対して、感染防止対策を遵守するために、車の駐車場所の調整をサポートするよう要望書を提出する予定だ。
「全てのタクシードライバーに防護服、マスク、消毒液、アクリル板などを支給します。また全ての車両は、乗員定数の50%未満の乗客しか乗せることが出来ません」とハノイマイリンタクシーのグエン・コン・フン社長は話した。
指導文書の中で、ハノイ交通運輸局は、この業務に従事するタクシーは、事前に登録されたドライバーと車両リスト(ドライバー氏名、住所、電話番号、ナンバープレートなど)に基づき、車両識別コードを必ず保有していることを求めている。
交通運輸局はさらに、ハノイマイリンタクシーに対して登録情報の正確性と管理に責任を負い、登録されたタクシードライバーの感染防止対策の実施状況の検査に責任を負うように求めている。
「ハノイマイリンタクシーは、各区・県の人民委員会に対して、タクシーの一時停車場所、該当地域で活動するタクシーのリスト、管理監督機関の電話番号を事前に通知する必要がある」とハノイ交通運輸局は指摘している。
現在、ホーチミン市交通運輸局もマイリンやビナサンなど一部のタクシー会社に所属する車両による集中隔離センターへの移動、病院への通院、航空チケットの情報と一致する場合のタンソンニャット国際空港への送迎を認めている。
出典:28/07/2021 ZING NE
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