3月21日の朝、ファン・ミン・チン首相は、ベトナムを初めて公式訪問したマレーシアのイスマイル・サブリ・ヤアコブ首相の歓迎式典を実施し、その後、会談をおこなった。
チン首相の主催による歓迎式典は、ハノイの国家主席府で開催された。歓迎式典の後、チン首相は、政府官邸でヤアコブ首相と会談をおこなった。
3月20日から21日にかけてのベトナム公式訪問は、ヤアコブ首相がマレーシアの首相に就任した2021年8月以降、初めてのことだ。
ヤアコブ首相のベトナム訪問は、ベトナムとマレーシアの戦略的パートナーシップ関係樹立から7年が経過し、2023年に両国の外交関係樹立50周年を迎えることを受けて実現したものだ。
ベトナムとマレーシアは、2021年に開かれたベトナム・マレーシア経済、科学技術協力委員会(JCM 6)の第6回会合で承認された2021年から2025年までの戦略的パートナーシップ行動プログラムを展開している。
両国の国防と安全保障協力は、常に促進されてきた。両国は、テロ、サイバー犯罪、越境犯罪の防止に向けた情報交換を進めている。2015年に両国は、越境犯罪の防止と摘発に関する協定にも署名している。
マレーシアは、現在ベトナムにとってASEANで2番目に大きい貿易相手国で、世界て見ても9番目に大きい貿易相手国となっている。一方で、マレーシアにとってもベトナムはASEANで3番目に大きな貿易相手国で、2021年の両国の貿易額は125億USDで、2020年から25.3%も増加している。
現在、ベトナムには、マレーシアからの有効な投資プロジェクトが21件あり、総投資額は8億5300万USDで、ベトナムに投資している78の国と地域で9番目に多い数字となっている。また現在、1000人以上のベトナム人留学生がマレーシアに留学している。
出典:21/03/2022 VNEXPRESS
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