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【新型コロナ】ホーチミン市、市中感染の割合が77%まで増加

(C)TUOI TRE

8月18日のホーチミン市の新規感染者における市中感染者の割合は17日から5%増加して、77%となった。そのうち、市中感染者が多かったのは1区、10区、ビンタン区、タンビン区、ホックモン県となっている。

8月18日午後9時時点のホーチミン市COVID-19情報ポータルサイトのデータによれば、ホーチミン市は18日に1万3900人の検査を実施し、3694人の新規感染者を確認した。このうち2848人が市中感染によるものだった。

この結果、ホーチミン市の検査の陽性率は26%に達していることが判る。またF0全体おける市中感染の割合は77%まで上昇した。(8月16日より16%増加、8月17日より5%増加)市中感染者が最も多いのは、1区、10区、ビンタン区、タンビン区、ホックモン県などとなっている。

具体的には、8月18日に確認された2848人の市中感染者のうち、1区が265人、ビンタン区が255人、10区とホックモン県が220人、タンビン区が210人となっている。

特に1区では、カウオンラン街区のエリシン通り(チョーガー、チョーガオ地区とも呼ばれる)の住人が8月7日に病院の検査で陽性と確認されて以降、この地区でのクラスターが拡大している。

8月16日に開かれた公文書2718号と2715号計画の展開に関するホーチミン市の各区・県とトゥードゥック市のオンライン会議において、1区人民委員会の代表者は、1区にはチョーガーやチョーガオと呼ばれる狭いエリアに人口が密集している地域があり、社会的距離を確保することが現実的に難しいと説明した。

「この地域でCOVID-19の感染者が出た場合、感染拡大のリスクは非常に高いのです。」と1区人民委員会の代表は述べ、1区では市中感染拡大を防ぐために人と人、家と家の距離を確保するという原則に基づき、様々な感染防止対策を講じていると説明した。

8月18日の日中に2291人のCOVID-19患者が退院した。これにより感染第4波以降の退院者数の累計は8万441人となった。

ホーチミン市では自宅隔離となっているF0の健康状態を観察し、重症化の兆候が出た時に入院先が調整できるまでの応急措置対応のために、酸素飽和度測定と酸素吸入のできる酸素ステーションを各住宅エリアに配置する。

ホーチミン市は、首相指示16号と5K ルールを厳格に遵守し、人と人の距離を確保し、順番が来たら速やかにワクチンを接種するといった形での市民の同意と協力を求めるとしている。また、正しい科学的根拠に基づいた情報から、自宅隔離となったF0とF1の健康観察と健康管理方法について研究するとしている。

出典:18/08/2021 BAO TUOI TRE
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作