6月28日の午後、ホーチミン市人民委員会のズーン・アン・ドゥック副主席は、記者会見を開き、6月29日の0時まで延長されていた社会隔離措置終了後も、ホーチミン市に人民委員会指示10号を引き続き適用すると述べた。
延長された社会隔離措置の期限終了を前に、多くのホーチミン市民が今後のホーチミン市の感染防止策に対して関心を寄せている。なかでも、多くの市民が関心を寄せている問題が、不要不急の商店の営業を引き続き停止させるかどうかだ。
ホーチミン市人民委員会のズーン・アン・ドゥック副主席は、記者会見において6月29日の0時以降もホーチミン市に人民委員会指示10号の適用を継続すると発表した。
「人民委員会指示10号には、期限がありません。6月30日以降もホーチミン市はこの指示を引き続き適用します」とドゥック副主席は述べた。
これにより、ホーチミン市には6月29日0時以降も人民委員会指示10号による社会隔離措置が厳格に適用されることになる。この指示には、全ての不要不急のサービスを停止し、市場の運営を停止するなどの措置が盛り込まれている。
また、職場、学校、病院を除く公共の場所に3人以上が集まることを禁じ、保健省の５Kルールを厳密に順守し、公共の場所での人と人との距離を1.5m以上確保することが求められている。
市民は、食料品、医薬品など生活必需品の購入、救急の場合、工場や企業での仕事、およびその他の保健省のガイダンスにより認められた場合を除き、不要不急の外出が禁じられる。
これより前5月31日の0:00から6月14日まで、ホーチミン市ではゴーバップ区と12区の一部のエリアに対して首相指示16号を適用し、ホーチミン市内のその他のエリアに対しても首相指示15号を適用していた。
しかし感染状況が改善しなかったため、ホーチミン市人民委員会のグエン・タン・フォン主席は、6月15日から29日までの2週間ホーチミン市全域に首相指示15号の社会隔離措置を継続して適用することを決めた。
その後6月19日になって、ホーチミン市人民委員会は、ホーチミン市でのCOVID-19の感染拡大防止措置を強化するために、ホーチミン市人民委員会指示10号を公布した。これにより、民間の市場、公共交通機関は活動を停止されることになった。
出典：28/06/2021 TUOI TRE
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