ベトナム中部ゲアン省で、長距離バスを運転しながらカラオケを歌い、その様子をSNSでライブ配信していた運転手が交通警察に摘発され、行政処分を受けた。
SNSに拡散された動画から発覚
6月4日、ベトナム公安省交通警察局によると、ゲアン省のジエンチャウ交通警察隊は、走行中のバスを運転しながらカラオケを歌い、Facebookでライブ配信していた運転手に対して行政処分を行った。
問題となったのは、男性運転手が乗客を乗せたバスを運転しながらカラオケを歌い、その様子をSNS上で生配信していた動画である。
動画はSNS上で拡散され、市民から交通警察局の公式ファンページにも情報提供が寄せられたことから、ゲアン省公安局交通警察部門が調査を開始した。
運転手は違反を認める
調査の結果、運転手はゲアン省クインタム村在住のV.V.T氏(29歳)で、対象車両はナンバープレート「29B-094.xx」の旅客バスであることが確認された。
6月4日、ジエンチャウ交通警察隊は同運転手を呼び出して事情聴取を実施。運転手は自身の違反行為を認めたという。
罰金590万VND、免許4点減点
交通警察は以下の違反行為について行政違反記録を作成した。
- 走行中の車両を運転しながら手で電子機器を操作・使用した行為
- 運転中にシートベルトを着用していなかった行為
これにより、運転手には590万VND(約3万3,000円)の罰金が科されるとともに、運転免許証の4点減点処分が下された。
SNS時代ならではの交通違反摘発
近年のベトナムでは、ドライブレコーダー映像やSNS投稿、ライブ配信動画などをきっかけに交通違反が発覚するケースが増えている。
今回の事案も、本人が配信した動画がそのまま証拠となり、交通警察による摘発につながった形である。
運転中のスマートフォン操作は重大事故につながる危険行為とされており、特に多数の乗客を乗せる旅客バス運転手による違反であったことから、SNS上でも批判の声が上がっている。



















