ホーチミン市ゴーバップ区に対する首相指示16号に基づく15日間の社会隔離措置適用を受け、5月31日0時からゴーバップ区へ出入りする車両の管理をおこなうために10か所の検問所が設置された。
具体的な検問所の場所は、アン・フー・ドン橋、アン・ロック橋、ベン・ファン橋、チューン・ダイ橋、チョー・カウ橋、タンソン通り399番、ファン・フイ・イック通り、ファン・バン・チー通りとファン・バン・ドン通りの交差点、レ・クアン・ディン通り、チュー・イア三叉路となっている。
各検問所には、任務遂行のために警察官、自警団員、医療スタッフが配置されている。
同日に、ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)も、車両の通行が制限、又は禁止されている道路に検問所が設置されることになるだろうと発表した。
ゴーバップ区の住人は、食料品、医薬品の買い出しや、企業、工場などでの業務活動、活動停止対象となっていない必要不可欠なサービスを提供する販売拠点での活動、その他の緊急事態など、どうしても必要な場合のみ外出が認められる。
HCDCは、市民に対して公共の場所や職場では必ずマスクを着用し、不要不急の外出を控えるように要請している。また60歳以上の市民は、終日家の中で過ごし、どうしても必要な場合を除き医療機関への訪問を控えるように要請されている。
ベトナム保健省は、5月30日18時の段階で、新たに49人のCOVID-19感染者を確認したと発表した。今回確認された感染者は、全てホーチミン市内で先日発生した教会クラスターに関連している。
これにより、ホーチミン市内の教会で発生したクラスターによる感染者数は、142人に達した。またホアンミー病院関連のクラスターでは、7人の感染が確認されている
4月27日から現在までにホーチミン市内では合計157人のCOVID-19感染が確認されている。
5月30日、ホーチミン市人民委員会のグエン・タン・フォン主席は、ホーチミン市のゴーバップ区と12区のタン・ロック街区に対して首相指示16号を適用すると発表した。また同時にホーチミン市内に対して首相指示15号の社会隔離措置を適用し、さらに一部の対策をグレードアップさせるとしている。
出典:31/05/2021 VNEXPRESS
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