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【経済】4月にベトナムのマグロの輸出が急増

(C)ZING NEWS

ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)のデータによると、2021年初めからベトナムの水産加工企業は、輸出に関して様々な困難に直面してきたが、4月のマグロの輸出額は、7400万USD以上となり前年同期比50%弱の増加となった。

VASEPによると、2021年初めからマグロ輸出企業は、生産コストの急騰、コンテナ不足、主要マーケットへの海上輸送費用の上昇など様々な困難に直面してきた。

しかし、4月末までにベトナムは、マグロ製品の輸出4品目全てで、前年同期の輸出額を上回った。4月単月の輸出額は7400万USDで前年同期と比べて50%近く増加し、1月から4月までの累計輸出額も2億2600万USDと前年から15%増加した。

特に冷凍マグロ(HSコード0304)とその他水産加工品(HSコード1604)の2品目の輸出は、1月から3月までは減少傾向にあったが、4月に入ってそれぞれ前年同期比で17%と24%輸出が増加した。

ベトナム税関総局のデータによると、2021年4月末時点で、ベトナムのマグロ製品は、世界63ヶ国に輸出された。VASEPによれば、この数字は2020年の同時期と比べてもかなり少ない数字で、市場規模が縮小していることを示している。しかしながら、主要なマーケットであるアメリカ、EU、CPTPP、イスラエルなどへの輸出額は、4月に入ってから大幅な増加に転じている。

具体的には、2021年4月のアメリカへのマグロ製品の輸出額は、前年同期に比べて56%も増加した。加工マグロとマグロの缶詰製品の輸出の伸びが鈍化し、生鮮マグロと冷凍マグロの輸出が増加したことで、輸出品目の構造も変化している。

この輸出品目の変化は、EUと環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)加盟国向けでも同様だ。これらのマーケットへの輸出の伸びは、それぞれ37%と47%増加している。

「現在の困難な輸出状況では、自由貿易協定による優遇関税が輸入業者の注目を集めており、ベトナムの輸出を促進する要因となっている」とVASEPは分析している。

2021年1月から4月までのマグロ輸出金額のうち、ベトナム国内の大手輸出業者10社が58%以上を占めている。特にMariso Vietnam、Dragon Waveおよび、Bidifiscoの主要3社は、前年同期に比べて大幅に売上を伸ばしている。

出典:24/05/2021 ZING NEWS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作