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マーケッターの 独り言Vol.9
ジャパンフェスティバルは「食」目当て!
参加者の94%は飲食で楽しむ

 ホーチミン市での恒例行事となった「第6回ジャパンフェスティバル」が、1月19~20日に9月23日公園Bエリアで開催された。毎年多くの来場者を集める大型イベントだが、今年は2日間で約40万人という大人数が参加。ステージショーには日本からDA PUMPやelfin’など人気のシンガーやアイドルが来越した。

 インテージモバイルパネルへの「事前調査(300サンプル:男性136、女性164)」によると、6回目の開催ということもあり、89%が事前認知している結果となった。過去の参加経験者の割合も35%と比較的高かった。認知経路はSNSが81%とトップであり、若年層ほどSNSからの認知が高い結果となった。

 「事後調査(68人:男性32人、女性36人)」から実際の参加率を計算すると88%であり、非常に高いスコアとなった。また、参加時間としては夕方(35.5%)が一番高かった。男性は1人で来ている人も多く、午前中の参加者(31%)も多かったが、女性の参加時間は午後と夕方を合わせて70%超えとなった。

 興味のあったゾーンとしては、「フードゾーン」(82.3%)トップ。次いで、「ニッポンおいしい市場ゾーン」(50.0%)、「観光PRゾーン」(43.5%)の順。年配者ほど「観光PRゾーン」が人気で、ベトナム人の30代以上には日本へのインバウンドが期待できそうである。

 参加イベントのトップは、「ドラえもんショー(45.2%)」。次いでDA PUMPなどが出演した「日越ミュージックショー(24.2%)」。「ドラえもん」のコンテンツの強さを感じる結果となった。

 また、イベントでの飲食経験が94%と極めて高く、このイベントが日本食への興味の入口となればと思う。

根岸正実 Masami Negishi
INTAGE VN Managing Director。INTAGE Japanで海外調査担当後、INTAGE INDIAの支援に従事。その後INTAGE VNへ赴任して2015年11月から現職。講演や学会論文多数。MBA取得。レポートの詳細はWebサービスのSlideShareで「VIEVIEW」と検索。