政府常任会議は、全世界を対象にした電子ビザ(e-visa)発給を国会に提案することを決めた。
3月25日に政府事務局は、全世界に対するベトナムのビザ免除措置および、ベトナムに在住する外国人の出入国管理における新たな規定に関する政府常任会議の結論を公表した。
政府常任会議は、世界中の国を対象にしたマルチまたはシングルのe-visaの有効期限を30日から3ヶ月に延長することを国会に提案するための書類の作成を公安省と司法省に指示した。また、ビザ免除制度による外国人の滞在可能期間も15日から45日に拡大することが提案されている。
現在、出入国管理局がオンラインシステムを通じて外国人に発給しているe-visaはシングルビザで、有効期限は30日となっている。ベトナムがe-visaの発給対象国に指定しているのは、現時点で80ヶ国だ。
公安省では、ベトナムに居住する外国人の出入国、滞在に関する法律の一部の規定の修正・追加草案を作成中で、その中で、海外からの旅行者を誘致することを目的にe-visaの有効期限を30日から最大3ヶ月に拡大することを提案している。
3月中旬に開かれた2023年全国観光業オンライン会議において、ファン・ミン・チン首相は、ベトナムへのビザなし入国対象国を拡大し、e-visaを拡大するために滞在可能期間を延長し、申請費用を見直すと述べた。
ベトナム政府は、2023年に800万人の外国人観光客と1億200、万人の国内旅行者を受け入れ、観光収入650兆VNDを目指すとしている。
出典:22/03/2022 VNEXPRESS
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