ライチャウ省で殺人事件、容疑者は酒に酔い犯行後に屋根裏へ逃走
2025年6月7日未明、ベトナム北西部ライチャウ省タンウエン町の深夜営業の居酒屋で、座席をめぐるトラブルから殺人事件が発生した。地元警察によると、ホアン・ヴァン・ティン（18歳）容疑者が、深夜に立ち寄った居酒屋で席をめぐって他の客と諍いを起こし、相手を果物ナイフで刺して死亡させた。
事件は午前1時35分頃、タンウエン町の第26街区にある居酒屋で起きた。被害者はナムカン村在住のHさん（25歳）で、左胸を一突きされ、即死したとみられている。
ティン容疑者は、事件前日の午後3時頃から仲間とともに村内で飲酒しており、午前1時ごろに一行で深夜食堂を訪れていた。そこでHさんと座席を巡って口論となり、酒の影響で自制が効かなくなったティン容疑者が、その場にあった果物ナイフを使ってHさんを刺した。犯行後、ティン容疑者は現場から逃走した。
ライチャウ省警察の捜査により、同日午前8時30分頃、容疑者は家屋の屋根裏に隠れていたところを発見され、逮捕された。
警察は「一部の山間部の若者が、飲酒やSNS上の暴力的コンテンツの影響で過激な行動を取る傾向にある」と指摘しており、「今回の事件も、たった一つの椅子を巡る小さな衝突が、命を奪う重大事件へと発展してしまった」とコメントしている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN
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