航空局が徹底調査と再発防止を指示
2025年6月15日未明、ダナン発ホーチミン市行きの深夜便がタンソンニャット国際空港に着陸後、乗客がガラスドアの未開放により通路で長時間立ち往生する事案が発生した。
乗客らは午前0時20分の到着後、空港のエアブリッジ付近で密閉された通路に閉じ込められた状態で、案内もないまま待たされ、混乱と不満が広がった。現場は蒸し暑く、疲労した乗客が多数いたとされる。
この事態を受けてベトナム航空局は、南部空港局に対して事実関係の早急な調査と、関係機関(空港会社、空港警察など)との協力体制の検証を指示した。仮に過失や対応ミスがあった場合は厳正な処分を求めている。
乗客の一人によれば、「真夜中に数百人が誰からの説明もなく待たされ、ようやく開けてもらえたが、航空会社と空港職員の間で言い争いがあった」と証言している。
ベトナム航空局は、今後の夏の旅行ピークシーズンに備え、乗客サービスの全体的な見直しと運営体制の是正を求めた。類似事例の再発防止に向けて、迅速かつ抜本的な対策が期待されている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN
ベトナムの農業関連ニュース
【交通】タンソンニャット空港T3ターミナル稼働開始、交通ルートに変更も
【交通】ハノイのノイバイ空港で飛行機が接触事故
【観光】タンソンニャット空港の混雑を解消せよ