大規模な電子タバコ密売組織を摘発
ハノイ市公安局は、大量の電子タバコを不正に流通させていた密売グループ14人に対し、刑事訴追を開始したと2025年7月23日夜に発表した。
摘発されたグループからは、計12万7,000点に及ぶ電子タバコ製品が押収され、その総額はおよそ40億ドン(約2,400万円)に上る。
首謀者3人を含む14人を起訴
ハノイ市経済警察局(PC03)は、グエン・ミン・タイン(35歳)、フン・ティ・ミー(34歳)、チャン・ティ・トゥ・ハン(35歳)の3人を含む14人を、禁制品の取引に関する罪で起訴した。
警察によれば、これらの人物が電子タバコのベトナムへの密輸および国内販売を主導していた。
中国からの密輸、SNSを通じて取引
ハノイ警察によれば、このグループは中国人ブローカーから電子タバコを仕入れ、複数のルートを通じてベトナム国内に持ち込んでいた。製品はトラックで運搬され、秘密の倉庫に保管された後、各下部ディーラーに流通されていたという。
さらに、取引の証拠を残さないよう、SNSアプリを利用して通信・売買を行っていたことも判明している。
40億VND規模の証拠品を押収
捜索の過程で、PC03は計12万7,000点に及ぶ電子タバコ製品を押収した。違法取引の規模は極めて大きく、現在も引き続き捜査が進められている。
公安当局は、この事件が国内における電子タバコの違法流通の一端である可能性があると見て、組織全体の解明を急いでいる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN