【事件】ホーチミン市メトロで痴漢被害、警察が調査

痴漢事件の概要

ホーチミン市ベンタイン街区警察署（旧1区）は、メトロ1号線の車内で女性が男性から痴漢被害を受けたとして、関係者から事情聴取を行った。被害女性の証言によると、事件は8月14日午後に発生した。

被疑者の状況

被疑者は35歳の男性L.P.V.C。事件当日、被害者Pさんがメトロ車両内の座席に座っていたところ、C.が隣に座り、前に背負ったリュックの下から手を伸ばし、P.さんの太ももや体に触れたという。Pさんが言葉で抗議したにもかかわらず、Cは行為を続けたため、Pさんは強く反発した。駅に到着するとCは逃走し、男性用トイレに逃げ込んだ。

警察の対応

PさんはCの後を追い、メトロの警備員に助けを求めた。通報を受けた機動警察とベンタイン警察署が現場に到着し、C、被害者、目撃者を警察まで連れて行き事情聴取を行った。現場でCのリュックの中身を確認したところ、偽造が疑われる学生証などが発見された。

SNSによる情報提供

同日午後、SNSでは別の女性が過去に同じCから痴漢被害を受けたことがあると投稿。目撃者が写真や映像を提供し、警察による調査に協力している。

今後の捜査

警察は関係者からの事情聴取を継続するとともに、車内カメラの映像を解析し、Cの行為の詳細を明らかにする方針である。