Gmailアプリに、自身のドメイン名のメールアカウントを追加設定し、送受信されている方は非常に多いと思います。それが来年の1月以降はできなくなります。(ちなみに、@gmail宛てへのメール転送は、2021年から受け取らない仕様に変更されています。ご存じですよね?)
2025年10月にGoogleは、他のメールアカウントをGmail上で受信する機能を、2026年1月に終了する方針を発表しました。これにより、自身のドメイン名のメールアカウントをGmail上で利用する場合は、Gmailアプリにて「IMAP接続」の設定を追加する必要があります。ただ、Gmailのブラウザ版ではIMAP接続でも機能が使えなくなります。
メールサーバーがIMAPに対応していない場合は、POPに対応しているOutlookやSparkなど、他のメールアプリを導入する必要があります。
POPとは、メールを自身の端末に保存するメール受信方式です。オフライン環境でもメールを読むことができるため、例えば飛行機の移動時などに重宝します。一方で、自身の端末が「正」となるため、パソコンなど機器の入替え時には、過去のメールの引っ越し作業が必要となります。
一方、IMAPはサーバー上のメールボックスを参照する方式です。オンライン環境が必須で、サーバー上が「正」となります。全てのメールがサーバー上に蓄積されるため、ある程度のサーバー容量が必要です。ただ、パソコンとスマホとでメールを利用する場合などは、同じメールボックス環境が使えるので便利です。
忘れていると、Gmailアプリでのメールが突然届かなくなります。その前に早めに移行作業をお願いします。


























