約25年にわたり国外で逃亡
クアンチ省警察は2025年12月30日、ラオス・サワンナケート省警察と連携し、約25年にわたり指名手配されていた女の被疑者1人を拘束したと発表した。
麻薬取引と殺人事件で指名手配
警察によると、被疑者はグエン・ティ・ベー容疑者(57歳、出身地ハティン省)である。
同容疑者は、2001年1月28日付で当時のナムディン省警察(現在のニンビン省警察)から麻薬の違法取引容疑で、また2005年4月27日付でホーチミン市警察から殺人容疑で指名手配されていた。
ラオスで改名し別人として生活
捜査の結果、同容疑者はラオスに逃亡後、氏名や身分情報を変更し、「ホー・ティ・フオン・リエン」(53歳)と名乗っていたことが判明した。家族や親族との連絡も完全に断っていたという。
企業家を装い発覚を回避
逃亡期間中、容疑者は企業家としての立場を装い、一部の関係機関とも接触を持っていたほか、顔の美容整形手術を受け、人目につきにくい地域で生活することで発覚を避けていたとされる。
両国警察の連携で身柄確保
クアンチ省警察とサワンナケート省警察は緊密に連携し、偽名での身元を特定。証拠資料を固めたうえで、2025年12月29日、ラオス国内で同容疑者を拘束した。
ベトナムに移送、捜査当局へ引き渡し
拘束後、同容疑者はベトナムに移送され、同日午後、クアンチ省警察からニンビン省警察に引き渡された。今後、法令に基づき捜査が進められる。
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ベトナム進出支援LAI VIEN




















