首相就任後初の外遊、ASEAN首脳会議へ
ベトナムのレ・ミン・フン首相は、2026年5月7日から8日にかけて開催される第48回ASEAN首脳会議に出席するため、政府代表団を率いてフィリピンのセブを訪問する。
ベトナム外務省によると、これはレ・ミン・フン首相にとって就任後初の外遊となる。
ASEANの優先課題でベトナムの立場を発信
ASEAN首脳会議では、フン首相が重要な演説を行い、第14回党大会の対外方針を踏まえたベトナムの外交路線や、ASEANの優先課題に関する見解を示す予定である。
また、ASEAN共同体の構築を強化するための具体的提案を行い、地域の自立性や危機対応能力の向上に貢献する方針である。特に中東情勢の影響など、国際環境の不確実性への対応も議題となる見通しだ。
二国間会談で協力関係を強化
滞在中、首相は各国首脳との個別会談も実施し、二国間協力の促進や共通課題について意見交換を行う予定である。
今回の会議は、2026年のASEAN議長国であるフィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の招待により実現した。
エネルギー・食料安全保障が主要議題に
第48回ASEAN首脳会議には、加盟各国首脳およびASEAN事務総長が出席する予定である。
今回の会議では以下の3点が重点議題とされる。
・エネルギー安全保障
・食料安全保障
・ASEAN市民の保護
さらに、域内統合の強化、戦略的自立性の向上、ASEANの中心性維持なども引き続き議論される。
ASEANビジョン2045に向けた方向性確認
本会議は、2026年に予定される年2回の定例首脳会議の一つであり、各国首脳が世界および地域情勢を総合的に評価し、今後の戦略的方向性を確認する重要な機会である。
あわせて、「ASEAN共同体ビジョン2045」に基づく取り組みの進展を加速させることも目的とされている。



















