ベトナム南部ドンタップ省交通警察、交通監視カメラの映像をもとに、荷台後方に規定を超える長さの貨物を積載していたトラックを摘発したと発表した。近年整備が進む監視システムが、現場に警察官がいない状況でも交通違反を検知する手段として活用されている。
監視カメラで違反を確認
ドンタップ省交通警察によると、6月30日午後2時5分ごろ、交通監視カメラを通じて、クレーン付きトラック(ナンバー71C-065.xx)が省道879号線を走行する様子を確認した。
車両は現在のドンタップ省道ロンホアA地区を通過していた際、荷台後方への積載長が規定を超えている疑いがあったという。
その後、車両所有者および運転手が警察に呼び出され、調査が行われた。
運転手が違反認める
調査の結果、運転手はビンロン省在住の42歳男性L.M.X氏であることが確認された。
同氏は警察での聴取に対し、貨物が車両後方に許容範囲を超えてはみ出した状態で運搬していたことを認めた。
当局は、安全技術および環境保護に関する検査証明書に記載された設計上の全長に対し、荷台後方への突出部分が規定値を超えていたとして行政違反の記録を作成した。
違反内容は「車両設計全長の1.1倍を超えて貨物を後方へ積載した行為」に該当するとされる。
最大100万VNDの罰金と減点措置
今回の違反について、運転手には80万~100万VND(約4,500~5,600円)の罰金が科される見通しである。
あわせて、運転免許証の違反点数が2点減点される予定だ。
ベトナムでは近年、交通違反に対する減点制度が導入されており、累積点数によって免許停止などの処分につながる仕組みとなっている。
監視カメラによる交通取締りを強化
ドンタップ省交通警察は、多くの幹線道路に交通監視カメラが設置されており、警察官が現場に配置されていない場合でも違反行為の発見・処分が可能になっていると説明する。
当局は車両所有者や運転手に対し、貨物の積載寸法や重量制限を遵守するよう呼びかけている。
過大積載や過度な荷台後方への突出は法令違反であるだけでなく、走行中の視認性低下や接触事故などを引き起こす危険性があり、他の道路利用者の安全にも重大な影響を及ぼすとして注意を促している。



















