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ベトナムニュース【社会】腎臓売買ルートを摘発、100人以上を勧誘か

(C)VNEXPRESS

1月19日、ホーチミン市人民裁判所は、臓器売買を禁じた刑法第154条に違反したとしてドンナイ省出身のトン・ヌー・ティ・フィエン被告人および、7人の共犯者に対する審理を開始した。有罪が確定した場合、被告人は懲役12年から無期懲役の実刑判決を受けることになる。

この臓器売買ルートは、一部のベトナム人グループと外国の犯罪組織によって運営されていた。公安省は、国境地域の警察と協力してフィエン被告人とその共犯者を逮捕し、11人の被害者を救出した。

起訴状によると、2009年にフエン被告人は借金を返済するために中国に腎臓を売りに行った際に、カンボジア在住ベトナム人のダオ・タン・ニャンと知り合った。2016年末、フィエン被告人はニャンに会うためにカンボジアを訪れ、首都プノンペンの軍事病院に勤務するチャンという名のシンガポール人医師を紹介された。
シンガポール人医師は、フィエン被告人に対して腎臓移植を希望する患者のためにベトナムから腎臓提供者を連れてくれば、1万5000USDから1万7000USDの報酬を支払うと話した。この医師はさらに腎臓提供者の選定方法やクロスマッチテストのやり方もフィエン被告人に教えた。

カンボジアから帰国後、フィエン被告人は、カンボジアに腎臓を売りに来ていたダオ・ドゥック・ハイ・ベト被告人と協力して、SNSを使って腎臓提供希望者を探した。腎臓移植が成功した場合、ベト被告人には1500万から2500万VNDが支払われることになっていた。
さらに、腎臓提供希望者が見つかった場合、ベト被告人は、1回100万から300万VNDの報酬で希望者を病院に連れていき血液検査を受けさせた。フィエン被告人は、検査結果を受け取るとクロスマッチテストを行い結果を確認した。
カンボジアに腎臓を売りに行ったダオ・クアン・フン被告人も、ベト被告人と知り合いになり、5人の臓器提供希望者をフィエン被告人に紹介した。腎臓売買取引が成功した後、この5人の臓器提供者たちもフィエン被告人の手下となって臓器提供希望者を探すようになった。 

SNSを通じた臓器売買シンジケートが拡大してくると、フィエン被告人は、腎臓提供希望者に対して、ベトナム国内の指定した病院で血液検査を受け、結果を写真でフィエン被告人に送るように指示するようになった
腎臓提供希望者と移植希望者の検査結果が適合した場合、フィエン被告人は、これらの人々を一か所に集合させてからカンボジアへの移送を手配した。プノンペンでは、フィエン被告人は1日に2人ずつ病院に連れていき腎臓移植手術を受けさせた。手術が成功すると腎臓提供者は12日間病院に入院した後ベトナムへ戻り2億から2億1000万VNDを報酬として受け取っていた。

警察の調べによると2017年4月から2019年1月までの間にフィエン被告人のグループは、100人の臓器提供希望者を見つけ、その内37人が腎臓移植のためにカンボジアに連れていかれた。フィエン被告人は、この違法な臓器売買によって少なくとも25億VND以上を稼いだとみられている。

ベトナムの捜査当局はカンボジア法務省に対して、この事件に関与した人物の特定を支援するように要請したが今のところ回答は得られていない。

出典:19/01/2021 VNEXPRESS
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