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【新型コロナ】ホーチミン市とハイフォン市で2名が陽性

(C)VNEXPRESS

3月26日早朝、ベトナム保健省は、カンボジアからフーコック島に不法入国し、その後ホーチミン市とハイフォン市に移動した2人がCOVID-19に感染していたと発表した。

この二人はともに25歳の女性で、一人はヴィンロン省の出身、もう一人はクアンニン省の出身だ。2人は3月22日にカンボジアから漁船でフーコック島に不法入国していたとみられている。

ヴィンロン省出身の女性は、フーコック島から船と陸路で3月24日にホーチミン市に入り、3月25日にホーチミン市のFV病院で検査を受けて陽性が判明した。現在この女性はクチ県の野戦病院で隔離と治療を受けている。

クアンニン省出身の女性は、もう一人の別の人間とVJ458便でフーコック島からハノイのノイバイ空港へ移動し、その後はレンタカーでハイフォン市へ移動したとみられている。この女性は、3月24日にハイフォン市のヴィンメック病院を訪れて検査を受け、25日に陽性が確認された。この女性と一緒に飛行機で移動したもう一人は陰性であった。

保健省は25日深夜に、3月22日12時15分発のフーコック-ハノイ行きのVJ458便に搭乗した乗客を探していると緊急発表した。

ハイフォン市保健局は今朝、感染者と接触した可能性のある人を緊急捜索すると発表した。それによると、3月22日にハイフォン市キエントゥイ県トゥーソン村とダイホップ村でこの患者と接触した疑いがある人および、3月23日から25日にハイフォン市内のパリスホテルに宿泊又は立ち寄った人は、地元の保健局へ至急連絡するようにとされている。

2名の感染者が確認されたことで、ホーチミン市では42日、ハイフォン市では34日継続していた市中感染ゼロが途絶えたことになる。今回の感染源は全く新しいもので、1月27日から続いたハイズン省、クアンニン省、ホーチミン市タンソンニャット空港で発生したクラスターとは無関係である。

1月27日に発生した市中感染では、ハイズン省(726人)、クアンニン省(61人)、ホーチミン市(37人)、ハノイ市(35人)など13の省と市で合計910人の市中感染が確認されていた。

なお、3月25日16時現在、ベトナム全土の19の省で4万2225人の医療関係者などがワクチンを接種済みである。

今回の市中感染者2名が加わり3月26日現在、ベトナム国内の感染者累計は1603名となった。

出典:26/03/2021 VNEXPRESS
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