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【新型コロナ】ハノイ、2日間で10人の陽性者を確認

(C)ZING NEWS

ハノイ疾病予防管理センター(CDC)は、7月6日の朝に、ハノイ市で5人家族、タンロン工業団地警備員の濃厚接触者3人、更にタクシー運転手1人の合計9人の陽性を確認したと発表した。これにより、ハノイ市の2日間の累計感染者数は10人となった。

今回の感染者は、ベトナム保健省による正式な登録を受けておらず、感染疑い症例として扱われている。このクラスターの確認によって、ハノイの市中感染者ゼロは9日間で終了したことになる。

今回感染が確認されたうち、ミードゥック在住の39歳の男性は、フリーランスで働いていた。6月13日にこの男性は、ハナム省出身の友人の男性(33歳)と共に、ゲアン省ホアンマイ県まで車の販売に行った。車を顧客に引き渡した後は、その日のうちにバスに乗ってハナム省に戻っている。この車を販売した友人は、7月1日に病気の症状があり、ハナム省の疾病予防管理センターでPCR検査を受けたところ、7月5日に陽性が確認された。この男性は、ベトナム保健省により患者番号21037番として登録されている。

ハノイの男性の方は、車を販売した後ハナム省の友人の家に泊まり、翌日になってから帰宅した。途中にはどこにも立ち寄っておらず接触したのは妻と3人の子供だけだ。6月23日にこの男性は、妻と子供を連れて、ホアビン市にある妻の実家を訪問し、23時ごろに帰宅している。

6月28日になってこの男性は、微熱を感じるようになり、7月5日になっても咳と熱が続いていたので、ミードゥック総合病院で簡易検査を受けたところ陽性と判定された。その後、この患者の検体は、精密検査のためにハードン総合病院に送られた。7月6日の朝になって、ハノイCDCは、この男性の検査結果が陽性であったと発表した。

男性の妻(38歳)と3人の子供(18歳、14歳、8歳)も7月1日以降、病気の症状が出ており、簡易検査を実施したところ陽性となった。7月6日の朝になって、この家族4人も正式に陽性の検査結果を通知された。この家族は現在、ドゥックザン総合病院で治療を受けている。

7月5日の午後、タンロン工業団地で働く警備員の男性の陽性が確認された。この男性に関連して、Molex Vietnam社に勤める34歳の女性1名と、SEI社に勤める46歳と43歳の男性2名が検査によって陽性と確認された。これらの工場はどちらもタンロン工業団地内に所在している。

今朝になって発表されたもう一人の感染者は、ハノイ市在住の42歳の男性タクシードライバーだ。このドライバーは、7月3日にVN286便でホーチミン市からハノイ市に移動してきたタインホア出身の4人組を乗せたと話している。

ミードゥックの5人家族についてハノイCDCは、疫学的追跡調査を行い、F1疑い60人、F2疑い194人、F3疑い147人の合計401人を特定し、検査サンプルを採取したが結果はまだ出ていない。この家族の住居エリアと診察に訪れたアンミー総合病院は封鎖され、濃厚接触者の追跡調査が続けられている。

更に、ミードゥック県は、アンミー村の618世帯、2190人が住むエリアに対して医療隔離措置を適用し、周辺に検問を設置した。

タンロン工業団地のクラスターについてハノイCDCは、F1の疑いがある61人を特定した。このF1のうち、49人がSEI社の警備員と濃厚接触しており、その内46人が検査の結果陰性と確認されている。Molex社の女性従業員に濃厚接触したとみられるF1疑いは12名おり、こちらはまだ検査結果が出ていない。今回の4人のクラスターでは、他にも1804人の関係者が検査を受け、1789人が陰性で、残りは検査結果待ちとなっている。

出典:06/07/2021 – VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作