ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【社会】ハノイ市、国内線乗客の7日間の集中隔離規定を撤廃

(C) VNEXPRESS

国内線再開後初めてのホーチミン発ハノイ行フライトの搭乗客は、ハノイでの7日間の集中隔離措置が撤廃されたことを聞き、ホテルのデポジットが失われるとしても喜ばしい話だと歓迎した。

10月11日の夜、ベトナム航空VN216便が120人の乗客を乗せてホーチミン市からハノイのノイバイ空港に到着した。これは、ベトナムの国内線が再開されてから初めてノイバイ空港に到着した商用便とだった。

同じ日の夕方になって、ハノイはホーチミン市からの乗客に対して7日間の集中隔離措置を撤廃し、自宅での自主健康観察とすることを発表していた。

最初にノイバイ空港の到着ロビーに現れたハノイ出身のグエン・ハイ・ロンさん(25歳)は、今日は2重の意味で嬉しい日だと話す。「今日は家に戻ってこれた上に、隔離も無くなったという事でとてもうれしいです。」とロンさんは話し、ホーチミン市で立ち往生している2か月以上の間、あるソフトウェア開発会社で働いていたと教えてくれた。

同じくハノイ出身のグエン・ティ・ドゥック・ヒエンさん(38歳)は、飛行機が着陸して初めて隔離措置が無くなったことを知ったそうだ。「本当にうれしい。ホテル代が高いので、隔離する場合は大きな出費になるところでした。」とヒエンさんは話す。

同じ便に乗っていたレ・アン・タムさん(48歳)も隔離について心配していたと話してくれた。「隔離措置を撤廃したのは、ハノイ政府の正しい決断だったと思います。私も含め乗客は皆2回のワクチン接種を受けており、PCR検査で陰性だったんですから。」とタムさんは話す。国内線が再開される前には、タムさんは今年中にノイへ戻ることは出来ないだろうと覚悟していたそうだ。

ハノイ市が7日間の集中隔離規定を撤廃した後、隔離場所に指定されていたホテルで待機していた医療関係者も解散となった。ホテル側は、予約していた乗客に対して確認の連絡をしたが、殆どの乗客が新しい規定を受けて予約をキャンセルすると答えた。「多くの乗客がデポジットを失っても家に帰ることを選びました。」とホアンキエム区医療センターの職員は話す。

ノイバイ空港の到着口では、何十台ものタクシーが待機していたが乗客のニーズには足りず、タクシーに乗れなかった乗客は家族に迎えを頼んでいた。

これより前、ハノイ市は、交通運輸省と協議して、ハノイ‐ホーチミン便とハノイ-ダナン便を1日1往復とし、乗客を定員の50%以下に制限することを条件にホーチミン市とダナン市との国内線の再開に同意していた。

10月11日にベトナム航空は、ハノイ-ホーチミン往復便、ホーチミン-ビン往復便、ホーチミン-タインホア往復便の合計6便の商業便の運航を再開し、殆どの便が定員上限の乗客を乗せてのフイライトとなった。

出典:12/10/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作