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元新聞記者ら3人に実刑判決 交通警察官30人から15億VND超を恐喝

警察官らを恐喝した罪で実刑判決を受けた元ジャーナリストの被告
(C)THANH NIEN

交通取り締まりの“弱点”を撮影し脅迫材料に

ホーチミン市人民裁判所は26日、交通警察官(CSGT)30人から金銭を脅し取った事件で、元雑誌記者ら3被告に対し一審判決を言い渡した。

裁判所は、元記者のレ・ヴァン・ラン被告(63歳)に懲役15年、息子のレ・ザー・バオ被告(31歳)に懲役12年6か月、グエン・トゥアン・アイン被告(44歳)に懲役12年の判決を下した。罪状はいずれも「財産強要罪」であり、被害総額は15億VND以上にのぼる。

撮影班を使い違反映像を収集

起訴状によると、ラン被告はバオ被告およびトゥアン・アイン被告に指示し、交通警察の巡回チームのミスや違反を撮影させて収集していた。

その後、ラン被告は画像や映像を保存・印刷し、担当部隊の指揮官らに提示して心理的圧力をかけ、金銭の支払いを要求していた。

支払いが遅れたり、拒否された場合には、電話での連絡を繰り返すなどしてさらに圧力を強めていたとされる。

「取材活動だった」と主張するも退けられる

裁判では、被告側は起訴内容の一部を認めつつも、「取材活動の過程で交通警察からガソリン代をもらっていた」などと主張した。

またラン被告は、脅迫については否定し、警察署を訪問したのも「書籍を贈るため」であり、映像は「資料として使用していた」と説明した。

しかし裁判所は、こうした主張を退け、計画的な恐喝行為があったと認定した。

報酬を得て撮影に加担した共犯も

バオ被告とトゥアン・アイン被告は、撮影協力の見返りとして1回あたり20万~30万ドンの報酬を受け取っていたことを認めた。

裁判所「社会的影響が大きい重大犯罪」

裁判所は、被告らの行為について「他人の財産権を侵害する極めて重大な犯罪であり、交通安全管理業務に悪影響を与え、社会秩序を乱した」と指摘し、厳罰が必要であると結論付けた。

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